東京大学生産技術研究所 変形加工学研究室

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変形加工学研究室について

本研究室は2016年10月に発足しました.主に日本の”ものづくり”の基盤技術である塑性加工,塑性工学に関連する“材料の変形”をテーマにした変形加工学に関する研究を行っています.

本研究室のキーワードである“塑性”とは,材料にある限度以上の変形を加えるとゴムのように元の形に戻らず永久変形を生じる現象のことです. この“塑性”を利用した材料加工法を塑性加工と言い,材料を無駄にしない非常に重要な技術です.

本研究室では,材料の永久変形に着目し,主に金属材料を中心にプレス成形,チューブフォーミング,材料モデリング, また金型を使わない塑性加工技術であるダイレスフォーミングやマイクロ塑性加工に関する研究開発とその応用について,実験および理論研究を行っています.

研究室youtube動画紹介

東京大学柏キャンパスの一般オンライン公開に合わせて生産技術研究所 変形加工学研究室(古島研究室)の紹介をYoutubeにて行います. ものづくりにおける塑性加工の位置付けや研究室の概要,研究室で実施している研究の内容について紹介しています.

研究紹介について

主な研究の概要について動画以外に下記にて紹介しています.

微細精密塑性成形に関する研究
  • 金属箔材の微細精密プレス成形に関する研究
  • 結晶粒径や表面粗さを考慮した材料モデルの構築
  • 表面あれ進展挙動の顕微鏡下その場観察と可視化
  • 金型を使わないダイレスフォーミングに関する研究
  • ダイレス引抜きによる金属マイクロチューブの創製に関する研究
  • ダイレス引抜きによるマグネシウム合金管の細管化と結晶組織制御に関する研究
  • ダイレスベローズ成形に関する研究
  • セラミックスチューブの超塑性ダイレスフォーミング成形に関する研究
  • 塑性変形特性評価の高精度・高性能化

    研究室の連絡先

    本研究室では,企業や公的な研究機関の方との共同研究を募集しています.

    現在取り組んでいる研究テーマに限らず,変形加工学をキーワードに,変形加工,塑性工学,材料工学,マイクロ加工に関するトピックであれば,広く相談に乗ります.詳しくは下記のメールまでご連絡ください. また東京大学生産技術研究所の産学連携のページをご参照ください.

    東京大学生産技術研究所 機械・生体系部門(第2部)

    准教授 古島 剛(tsuyoful★iis.u-tokyo.ac.jp)
    (※「★」マークを「@」に置き換えてください.)

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